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2025/07/05
来てもらえるかどうかは、
もう運まかせにしない。─ 地方の古着店主が“再来店の仕掛け”として選んだ、1枚330円のTシャツとは?
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「SNSを頑張ってるけど、誰がまた来てくれるか分からない」
そんな悩みを持つ地方の古着屋さんのために、
“売るため”ではなく、“つながるため”のアソートを作りました。たった330円で、リピーター導線がつくれるとしたら?
その使い方と理由を、この記事でご紹介します。
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1. 90%以上の古着屋が、実は“関係づくりの導線”を持っていない
インスタのフォロワー数。ストーリーの閲覧数。
DMの既読率。
これらの数字があっても、「この人、また来てくれるかも」という確信のある“リスト”を持っているお店は、驚くほど少ないのが現実です。そして──
実際に“再来店してくれるお客様”は、こちらから連絡が取れる関係性の中にしかいません。
では、その関係性、どう築けばいいのでしょうか? -
2. 「再来店を促す」仕組み、できていますか?
「そのTシャツ、売らないでください。」
──これは、私たちWESTTAILから“あなたのお店”への提案です。Tシャツを“売る”のではなく、“つながる”ために使う。
たとえば、こんな一言から。
「今、LINE登録してくれた方には、Tシャツ1枚プレゼントしてます」このシンプルな声かけだけで、
「じゃあ登録してみようかな」とお客様が動く。登録後には、こちらから情報を届けられる状態が整います。
・新入荷の案内
・ポップアップのお知らせ
・あなたに合いそうなアイテム紹介一度関係をつくれば、再来店を“こちらから仕掛ける”ことができるようになるのです。
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3. 飲食や美容では当たり前のことが、古着屋ではまだ“穴”になっている
・飲食店なら「LINE登録でドリンク1杯無料」
・美容室なら「初回予約でトリートメントサービス」
・カフェなら「インスタ投稿でクッキー進呈」こういった施策の本質は、“顧客リスト”を得ること。
そのリストを使って、来店のタイミングをお店側がコントロールできる状態にしているのです。
古着屋でも、まったく同じことができます。
その起点となるのが、「無料で渡せるレベルのTシャツ」です。 -
4. 私たちが“このアソート”をつくった理由
きっかけは、
とある地方のお店との仕入れの会話でした。「うちは、古着の町じゃないから──ふらっと来る人はいないんですよね」
「でも、前に買ってくれた人がまた来てくれると、ちゃんと売れるんです」私たちWESTTAILに仕入れに来る多くのお店も、
いわゆる“古着屋密集エリア”ではありません。
駅前で1店舗、商店街の一角でひっそりと。
だからこそ、“また来てくれる人”との関係が命なんです。けれど──
つながりを保つのは簡単ではありません。
SNSで発信しても、届いているかどうかはわからない。だから私たちは、「売るため」ではなく「また来てもらうため」に使う1枚を提案します。
たとえば、「LINE登録でTシャツプレゼント中です」と伝えるだけで、
来店や登録のきっかけが自然に生まれる。
そういった仕掛けとして、このアソートを作りました。 -
5. 無料で配っても、ちゃんと喜ばれる品質です
このTシャツは、お客様に無料で渡すことを前提に作られたアソートです。
だからこそ、見た目・サイズ・状態すべてにおいて、内容には妥協していません。
・様々なサイズをミックス(S〜XXL)
・プリント/刺繍あり・無地・ロゴ系など、バラエティ豊かなデザイン
・着用に支障のあるシミ・破れは除外
・男女問わず提案できるよう、ユニセックスなボディを中心に構成無地だけ・微妙な柄ばかり……ではありません。
「え、これもらえるの?」と驚かれるようなラインナップだけを厳選しています。渡したお客様が思わず笑顔になる。
その反応を想定しながら、古着屋さんが自信を持って配れる内容に仕立てています。 -
6. インスタじゃダメな?
拡散ならInstagram。行動を促すならLINE。InstagramやTikTokは、広く見てもらうにはとても優れています。
フォローのハードルも低く、リール・ストーリーを通じて「お店の世界観」を届けるには最適です。でも──
・投稿は数分後にはタイムラインから消える
・ストーリーは24時間で消える
・リールは次の動画にすぐスワイプされる
見てもらった“その先”で、お客様にちゃんと来店してもらえていますか?
「見られたらラッキー」では、チャンスが流れていきます。だからこそ必要なのが、
“こちらから確実に届けて、反応をもらえる”関係性。
それを築けるのが、LINE公式アカウントです。 -
📌 表から見えてくる“明確な違い”
🟣 Instagramは、拡散力はある。でも…
■ フィードは表示されやすくても、実際に読まれているとは限らない
■ リールはスクロールされる前提で、完走されるのは10%前後
■ ストーリーも表示はされるが、完読は20%ほど
「気になった」では終わってしまいがち。
“来店してもらうひと押し”を作るのが難しい構造です。🟢 LINEは、届いてからがスタート
■ 開封率は約60%以上。既読=届いた状態
■ 「このTシャツ、また入ったよ」といった接客のような発信ができる
■ 情報は埋もれず残り、1対1の対話も可能
だからこそ、来店・行動につながる導線がつくりやすいのです。🔁 結論:拡散はInstagram、来店はLINE
■ Instagramは「広く知ってもらう」ための入り口
■ LINEは「そこから動いてもらう」ための導線その“橋渡し”になるのが──「LINE登録でTシャツプレゼント中です」
ただの販促ではなく、
再来店を仕掛ける“自然なきっかけ”になります -
💡 さらに知っておきたい「1:5の法則」
新規のお客様をひとり獲得するためのコストは、
既存のお客様に再来店していただくためのコストの約5倍かかる。これは、マーケティング業界では広く知られる「1:5の法則」と呼ばれる考え方です。
たとえば──
・Instagram広告での新規顧客獲得コストは、平均1,200〜1,800円程度。
・既存のお客様にLINEでアプローチして再来店していただく場合、今回のような「330円で渡せるTシャツ」を使えば、1件あたりのコストは約330円。📌 この違いは、売上の効率=利益の大きさに直結します。
だからこそ「また来てくれるお客様を増やす」導線づくりが、お店の成長には欠かせません。
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内容を見てから、じっくり決めてください
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7.お客様の声
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🔵「LINE登録が1週間で+38件。週末の売上は前年比+40%に。」
福岡県・古着屋K様
LINE登録特典として使いました。「無料でいいんですか?」と驚かれながらも、その場で登録してくれる方が続出。
登録件数は1週間で38件増。週末のリピーター来店数が増え、売上は前年同週比で+40%。
“また来てもらえる状態”を、初めてちゃんと作れた気がします。 -
🟡「ストーリー閲覧200件より、“渡すだけ”の1枚のほうが行動につながった。」
大阪府・古着屋R様
ストーリーや投稿を毎日上げていたけど、来店に直結しないのが悩みでした。
このTシャツを「登録特典」として渡すようにしたところ、お客様がその場で登録→数日後に再来店してくれる流れができた。
Tシャツコストよりも、“つながるきっかけ”になるかどうかが大事だと気づきました。 -
🟠「LINEでつながってたから、“あのTシャツありますか?”と来てくれた。」
北海道・古着屋T様
地元のイベントで、このTシャツを30枚ほど配布しました。
その際、「LINE登録してくれたら、このTシャツ1枚プレゼントしてます」と伝えて、登録も一緒に促しました。
数日後、入荷情報をLINEで配信したところ、イベントで配った方が実際に来店。
「LINEで見たこのTシャツが欲しくて」と言われ、驚きと嬉しさが半々でした。
イベント→LINE→来店がちゃんとつながった初めての経験でした。 -
8. 実際のセット内容
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実際に配布用として使用されたセットはこちら👇
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9. よくある質問(Q&A)
Q. 無料で配るなんて、利益出るの?
→ これは“お金の代わりにTシャツを使った広告”です。
でも、330円で信頼できるリピーター候補が1人手に入る広告って、他にありますか?Q. ちゃんとしたTシャツが届くのか不安です。
→ WESTTAILが“プレゼントしても恥ずかしくない”レベルを仕分け済です。Q. 登録してくれる人なんている?
→ 「無料でもらえる+選べる」構成だから、反応率は◎です。 -
10. 「売る」のではなく、「つながる」ための仕掛けを。
古着屋にとって、Tシャツは主力アイテム。
だからこそ、“売らずに使う”発想が最も効果的です。
・お客様に喜ばれて
・自然と関係ができて
・また来てもらえて
・そのあとに、きちんと売れるこの仕掛けを始めるのに、特別な準備は要りません。
まずは、Tシャツを渡して、登録してもらうだけ。
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10枚組 👉 1枚あたり440円
30枚組 👉 1枚あたり350円
50枚組 👉 1枚あたり330円
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11. まとめ
SNSでがんばっても、再来店は運まかせ
──そんな状況を変えるのが「売らないTシャツ」です。
配るだけでLINE登録が増え、関係を温め直す導線が完成。
しかも広告より安い1枚330円。
まずは10枚セットで、
“手渡すだけで動く仕掛け”を体験してみませんか?